「ブログを始めたけど、何から書き始めればいいのかわからない」
「書いているうちにたびたび手が止まってしまう」
「書き終えたのは良いけれど内容がいまいち」
このようなお悩みに答えます。
ブログ記事を作る時に、なかなか書ききれなかったり、書いたとしても内容に自信がなかったりする人は多いです。そのような方は構成をしっかり作り込むと問題を解決でき、読者にとって価値のある記事を作成することができます。
そこでこの記事では、ブログ初心者の方に向けて記事構成の作り方を5つのステップでわかりやすく解説します。構成を作るメリットから具体的な手順、さらにオリジナリティの出し方まで、すぐに実践できるよう紹介しました。
記事を読んでやり方を真似してもらえれば、読者ニーズを踏まえた論理的でわかりやすい記事をスムーズに作れるようになるでしょう。また、最後に実際に使えるテンプレートもダウンロードできるようにしていますので、ぜひ最後までご覧ください。
ブログ記事で構成を作る3つのメリット

記事を書く前に構成を作ることには、大きく3つのメリットがあります。一見、手間に感じるかもしれませんが、構成を作ることは記事の質を高め、執筆をスムーズにするために重要です。ここでは、なぜ構成作りが大切なのか、具体的なメリットを解説します。
読者ニーズに答える記事を作れる
構成を作る1つ目のメリットは、読者が求めている情報を事前に整理できることです。読者の検索意図と内容のズレをなくせるので、記事を読んだ読者の満足度を高めることできます。
また、構成の段階で情報の抜け漏れを防げるため、網羅性の高い記事を作成できます。後から気づいて書き直す手間も減ります。読者が知りたいことをしっかりカバーした記事ができるので、自然と検索エンジンからの評価も高まり、上位表示される可能性も高くなるでしょう。
論理的でわかりやすい記事になる
構成を作ると情報の抜け漏れやダブりがなくなり、内容の流れが整います。その結果、読みやすく初心者でも理解しやすい記事を作成することが可能です。
SEOにとって重要な構造化された記事にもしやすくなるため、検索エンジンからの評価向上も期待できます。構成がしっかりしていれば、そのうえで作成する本文も自然と質の高いものになるでしょう。
スムーズに執筆できる
ここで紹介する構成には、記事の見出しと本文内容をあらかじめ決める作業が含まれます。そうすることで、見出しごとに書く内容が明確になるので執筆スピードが上がります。盛り込む情報について迷う時間が減って、迷いや書き直しも最小限に抑えられるので、効率も良くなるでしょう。
特にブログ初心者の方は、書きながら方向性を見失いがちなので、構成があると迷わず本文を書ききれます。
構成作りの前にしておく準備

構成の方法について紹介する前に、いくつか準備しておくべきことがあります。この作業は記事を作成する上で外せない部分なので、理解・準備しておくようにしてください。
キーワード選定
まず、ユーザーのどのような調べごとに対して記事を作るかを、キーワードを決めておきましょう。やり方がわからない方は、キーワード選定の方法について解説した記事をご覧ください。
SEO記事の作成では原則、1記事につき1キーワードを選びます。キーワードを選定する際は、月間検索数を考慮することが大切です。特に、月間検索数が1,000以下のロングテールキーワードは、初心者でも上位表示を狙える可能性があります。
ペルソナ設定
続いて記事のペルソナ、つまり具体的な読者像を明確にしましょう。ユーザーの属性(性別・年齢・職業)、知識レベル、検索経緯を整理することが重要です。
ペルソナを設定しておくと検索意図のズレを防ぎつつ、内容の深さを適切に調整できます。たとえば、簡単な説明で良いのか、それとも詳しい説明が必要なのかを判断しやすくなります。読者を具体的に想像でき、より的確な情報提供が可能になるのです。
構成を作るツールの用意
構成を作成するためのツールを準備しましょう。Googleドキュメントやスプレッドシート、Word、Excelなど、見出し階層が整理しやすいツールを選ぶことがポイントです。
ちなみに、筆者はスプレッドシートを使用しています。

表形式で見出しレベルや内容を管理できるため、全体の構造を把握しやすく便利です。自分が使いやすいと感じるツールを選んでください。
ブログの記事構成の作り方を5ステップで解説

ここからは、実際に記事構成を作る具体的な手順を5つのステップで解説します。この流れに沿って進めると読者にとって価値のある質の高い記事を簡単に作成可能です。ぜひ、真似をしてください。
ステップ1.検索意図を洗い出す
選定したキーワードで検索しているユーザーを想定して、検索意図を洗い出していきます。ここでは、検索意図を出すための5つの方法を紹介します。
自分の頭で考える
まずは、読者が知りたいことを自分で想像して書き出してみましょう。そのキーワードで検索するユーザーの気持ちになって、どんな情報を求めているかを考えます。
競合記事をいきなり調査するなど、他のものに頼ると独自性に欠ける内容になるので、最初は自分の頭で考えてみてください。
Yahoo!知恵袋で検索する
Yahoo!知恵袋などのQAサイトやSNSで検索すると、実際に困っている人が抱える悩みや疑問を把握できる場合があります。(キーワードによっては質問がない場合もあります。)
自分の頭だけで考えると、これまでの経験や知識の範囲での情報に収まってしまいがちです。ですが、実在する人が困っていることを知ると、具体的な解決策を記事に盛り込めるので、かなりおすすめです。また、読者の言語感覚や知識レベルもつかめます。
関連キーワードを調べる
続いて、検索エンジンのサジェストや関連キーワードから、読者の疑問の広がりを把握しましょう。検索キーワードの周辺ニーズも含めて記事にすると、網羅的な内容を作成しやすくなります。
やり方は簡単です。Google検索エンジンで選定したキーワードを実際に検索し、検索結果画面の一番下に表示されるキーワードを確認してみてください。記事に盛り込んだ方が良い内容が分かることがあります。

上位10記事の見出しを調べる
関連キーワードを調べるとともに、実際に上位表示されている記事も読んで、記事に必須の情報を抽出しましょう。自分では思いつかなかった読者ニーズを発見できることもあります。また、競合記事で不足している情報や差別化のポイントを見つけられることも重要です。
初心者の方は最低でも上位10記事の見出しに目を通すことをおすすめします。できれば、本文も確認してください。
共起語を調べて漏れがないか確認する
共起語を調べると、単語レベルで読者が必要としている内容を把握でき、検索意図に抜け漏れがないか確認できます。SEO的にも網羅性が高まるので重要です。
ある言葉と一緒に使われることが多い言葉のこと
調べ方としては、共起語を洗い出せるツールを活用します。ラッコキーワードや共起語検索などのツールがおすすめです。
ステップ2.検索意図を整理する
続いて、上記で洗い出した検索意図を記事として構成するために整理していきます。ここでのポイントは読者の本当のゴールを見極めることです。
キーワードをもとに読者が一番知りたいことを考える
キーワードから考えられる読者が一番知りたいことは、記事のメインパートにします。読者が最優先で知りたい情報は何かを明確にして、記事の核となる部分を決めるのが狙いです。
読者が実現したいことを考える
記事の目的は単に情報を提供するだけではありません。読者の問題を解決することが本質です。
たとえば、「ブログ キーワード選定」で検索している人は、「ブログのキーワード選定する方法を知ること」がゴールではなく、「実際にキーワードを選定して、ブログで書くべき記事を決めること」だと思います。
この読者が実現したいことを明らかにすることで、記事で出すべき情報にもブレがなくなります。
目標を実現するために必要な情報を順番に並べる
読者が実現したいことが明確になったら、それを実現するために必要な情報をどのような順番で出すかを書き出します。ステップ1で洗い出した検索意図も含めて、読者にとって理解しやすい最適な流れを設計しましょう。
ステップ3.検索意図を見出しにする
次に整理した検索意図を、実際の見出し構造に落とし込んでいきます。ここでは、階層を意識しながら論理的な構造を作ることが重要です。
大見出し(H2)を決める
記事で出すべき情報とその順番が決まったら、まずは大見出し(H2)としての粒度を決めます。ポイントは、漏れなくダブりなくするように決めることです。
大見出しを支える小見出し(H3・H4…)を決める
大見出し(H2)が決まったら、それを支える小見出し(H3・H4…)を決めていきます。
たとえば、「商業ビル」で考えるとわかりやすいです。「〇〇ビル」という建物(記事)があって、建物(記事)内は「1階・2階・3階・4階・5階」という階(大見出し)ごとに分かれています。そして、「1階の化粧品売り場にはそれぞれのブランド店が並んでいる」、「2階はファッション」……「5階は飲食店で和食・洋食・中華」というふうに店(小見出し)があるイメージです。
「2階のファッションフロアに飲食店がある」とおかしいように、記事も見出しごとのテーマと内容を整理します。見出しを作成する際は、1つの見出しにつき1テーマを徹底するようにしましょう。
各見出しにキーワードを入れる
見出しの内容が決まれば、自然にキーワードを入れます。ただし、すべての見出しにキーワードを入れる必要はありません。キーワードを含めるのは1〜2個程度の見出しで十分です。
例えば、この記事では「ブログ 記事構成」というキーワードをもとに記事を作成していますが、見出し単位で見ると1つ目と3つ目の大見出し(H2)だけにキーワードを含めています。見出しが不自然になると読者が困惑し読みにくくなるので、あくまで自然に配置してください。
見出しの表現を調整する
最後に、読者が読みたくなるような言い回しに見出しを調整します。結論や要点が伝わる表現にすることが重要です。良い見出しとは、読者が見出しを見ただけで自分の読むべき箇所が分かるものです。わかりやすさを最優先に考えましょう。
ステップ4.オリジナリティを考える
見出し構造ができたら、記事に加える独自性=オリジナリティ要素を考えます。オリジナリティは、記事の評価を左右するので重要です。
オリジナリティとは
ここでいうオリジナリティとは自分独自の視点や経験談、データなどを盛り込むことです。
オリジナリティがないと今までの記事で良いと評価され、上位表示もされにくくなります。Googleの公式ページでも、コンテンツが独自性を含むものであるかは重要とされています。
オリジナリティの出し方
ただ、オリジナリティについて難しく考える必要はありません。以下のような要素を取り入れることで、初心者でも十分に差別化できます。
- 他の記事にない独自の分析や評価を加える
- 自身の体験談や成功例・失敗例を含める
- スクリーンショットを入れて手順をより詳しく説明する
- 文章を画像でわかりやすいようにサポートする
- 比較表やテンプレートを作る
できる範囲で構いませんので、自分ならではの情報を盛り込みましょう。
ステップ5.本文メモを箇条書きでメモする
最後に、各見出しの内容を箇条書きで簡単にメモしておきましょう。本文を書く際は、このメモを肉付けすることでスムーズに執筆できるようになります。
実際に執筆する段階で情報を盛り込み忘れることもなくなるのでおすすめです。執筆するハードルも下がります。
本文以外のパートを作成する

記事構成は見出しだけではありません。読者の関心を引き、最後まで読んでもらうためには、本文以外のパートもしっかり作り込む必要があります。最後にリード文、まとめ、タイトルの作成方法を解説します。
リード文を作成する
リード文は、読者が記事を読み進めるかどうかを判断する重要な部分です。読者の悩みを解決する方法(本文で得られること)を提示して、読み進める理由を与えましょう。
具体的には、以下のような流れで文章を作成します。
- 読者の悩みを言語化する
- 解決策を伝える
- 可能であれば根拠を示す
- 記事の内容を簡単に紹介する
- 記事を読めば何が得られるかを伝える
この流れを意識することで、読者の心を掴むリード文を簡単に作成できます。
まとめパート
記事の最後には、重要なポイントをおさらいするまとめパートを設けましょう。読者が取るべき次のアクションを案内すると効果的です。
商品やサービス購入を促す記事の場合は、問い合わせ・資料請求などのCTA(行動喚起)を設定することをおすすめします。読者に対して明確に次の行動を示すと、記事の目的を達成しやすくなります。
仮タイトルを決める
記事のタイトルも構成段階で仮決めしておきましょう。SEOキーワードを必ず含めて、できるだけ前方に配置することが理想です。
読者のメリットが伝わるタイトルを意識してください。後からブラッシュアップもできるので、この段階では仮のタイトルで大丈夫です。
まとめ | ブログ初心者はまず構成を作るところから
以上でブログの記事構成の作成は完了です。
記事構成を作る上で最も重要なのは、読者の検索意図に対してきちんと答える内容にすることです。なぜなら、ユーザーの困りごとや悩みを解決するのがSEO記事の本質だからです。構成をしっかり行うことで、初心者でも読みやすく質の高い記事を作成できるようになるでしょう。
最後に、この記事で説明した構成の要素を全て含んだテンプレートを、PDFでダウンロードできるようにしておきます。自分が使いやすいように編集して、ぜひ活用してください。


