Googleサーチコンソールの登録方法 | ブログ改善のポイントも紹介!

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Googleサーチコンソールの登録方法を知りたい
初心者向けに使い方を教えて欲しい!
ブログの改善点はどうやったら分かるの?

このような悩みを解決できる記事になっています。

筆者の私はWebマーケティング会社での勤務時代、数多くのクライアント企業のブログやコラムを分析・改善してきました。

その経験をもとに、ブログ初心者向けにGoogleサーチコンソールの登録方法やブログ運営初期でもできる改善のためのポイントをわかりやすく解説します。

この記事を読めば、ブログを分析するポイントを理解して、日々のブログ運営に活かすことが可能です。

ぜひ参考にしてください。

Webライターなび編集者

フリーのWebライター

新卒で法人営業職を2年経験した後、Webサイト制作会社の営業を経て、Webマーケティング会社のSEOライターに転職。独立後は個人でWebライティングやSEOライティングのお仕事を受けています。

Googleサーチコンソールとは?

Googleサーチコンソールの役割

Googleサーチコンソールとは、Googleが無料で提供しているWebサイトの分析ツールです。

サーチコンソールの主な役割は、検索エンジンからWebサイトに流入するユーザーデータを分析することです。

具体的には、検索結果におけるWebサイトやブログの掲載順位を確認したり、インデックス(Google検索エンジンの登録)状況を調べたりすることができます。

そして、これらのデータを活かしてSEO対策や記事改善を行うことが可能です。

Googleアナリティクスとの違い

一方、Googleアナリティクスはブログに訪問した人の行動を分析するツールです。

たとえば、以下のような情報を知ることができます。

  • どのページに何人訪れたか(アクセス数)
  • 読者がどのページから来てどこで離脱したか
  • パソコン・スマホどちらで見ているか
  • 訪問者の地域や滞在時間などの詳細なデータ など

両者ともWebサイトの分析が可能ですが、Googleサーチコンソールはサイト検索に関するデータを、Googleアナリティクスはサイト訪問後のデータを得るツールとなっています。

つまり、

Googleサーチコンソールは、「検索されるまでの状況を知るツール
Googleアナリティクスは、「読者がブログに来てからの行動を知るツール

と言えます。

Googleサーチコンソールでできること

ここでは、Googleサーチコンソールでできることを紹介します。

ブログを始めたばかりの方はサーチコンソールの具体的な機能を理解しておくことで、より効果的なサイト運営が可能です。

検索キーワード(クエリ)の確認

Googleサーチコンソールでは、読者がどんなキーワードであなたのブログを見つけているのかを把握できます。

具体的には、以下の4つの指標を確認することが可能です。

  • 表示回数: 記事が検索結果に表示された回数
  • クリック数: 実際に読者が記事をクリックした回数
  • CTR(クリック率): 表示回数に対するクリック数の割合
  • 平均掲載順位: 検索結果での平均的な表示順位

上記のデータを分析することで、どの記事がよく読まれているか、どのキーワードでの集客が成功しているかを把握でき、記事作成の参考にできます。

インデックスの確認や申請

インデックスとは、GoogleがWebページを検索エンジンのデータベースに登録することです。

実はWebページを公開した直後は、Google検索エンジンに登録されていません。

クローラーと呼ばれるGoogleのロボットがそのページに辿り着いた後、検索エンジンに登録され検索結果画面に表示されるようになります。

サーチコンソールを使えば、このWebページの登録状況を確認できます。

Googleサーチコンソーインデックス登録状況確認画面

もし、記事を公開して何日も経っているのにインデックス登録されていない場合は、「インデックス登録の申請」をしましょう。

特にブログ運営を初めて間もない頃はクローラーの巡回に時間がかかるので、記事公開のたびに「インデックス登録の申請」することをおすすめします。

詳しくは、Googleサーチコンソールでインデックス登録を申請する方法についての記事を公開予定ですのでご覧ください。

また、現在Googleに認識されているページ数だけでなく、何かの理由でインデックスされていないページやエラーが発生しているページも把握することも可能です。

重要な機能の一つとして覚えておきましょう。

サイトマップの送信

サイトマップとは、Webサイトの構造や更新情報をGoogleに伝えるためのファイルです。

Googleサーチコンソールを通じてサイトマップを送信することで、Googleのクローラーに効率よくあなたのブログサイトを巡回してもらえます。

特に新しい記事を公開した際に、より早く検索結果に反映されやすくなるため、ブログ運営初期においては便利な機能です。

サイトマップの送信は、後述の「Googleサーチコンソールの登録方法」の手順を行うことで自動的に実施することが可能です。

ウェブに関する主な指標の確認

サーチコンソールでは、自分のブログがスマートフォンとパソコンにおいてどれくらいの速さで表示されているかや操作しやすいかを確認することができます。

このような改善指標を参考にすれば、読者にとって快適なブログ環境を提供することができますし、検索順位の向上にもつながるでしょう。

ただし、この指標の改善方法は初心者にとって難しい点が多いので、この記事での説明は割愛します。

Googleサーチコンソールの登録方法

実際にGoogleサーチコンソールの登録方法を紹介します。

1. Googleサーチコンソールにアクセスする

まず、Google Search Consoleにアクセスしてください。

「今すぐ開始」をクリックします。

Google Search Console top画像

使用したいGoogleアカウントでログインします。

Googleアカウントログイン画面

アカウントがない方は、Googleアカウントを作成してください。

2. プロパティを追加する

プロパティタイプの選択が必要になるので、「ドメイン」または「URLプレフィックス」のどちらかを選択して、WebサイトのURLを入力します。

初心者には「URLプレフィックス」がおすすめです。

Googleサーチコンソール プロパティタイプの選択画面

正確にWebサイトのURLを入力したら「続行」をクリックします。

4. 所有権の確認:WordPressのプラグインの利用がおすすめ

続いて、所有権の確認作業を行います。

Googleサーチコンソール所有権の確認画面

この作業が必要なのは、Googleサーチコンソールに登録するWebサイトが自分のものであることを確認するためです。

WordPressでブログを作成した方におすすめするのは、「All in One SEO」というプラグインを使用した所有権の確認方法です。

Googleサーチコンソールのページでは以下の方法がおすすめされていますが、初心者の方にとって操作が難しい可能性があります。

  • HTMLファイルのアップロード
  • HTMLタグの挿入
  • Googleアナリティクスとの連携
  • Googleタグマネージャーのアカウントを使用

しかし、WordPressのプラグインの「All in One SEO」を使えば、簡単に所有権の確認作業とサイトマップの送信を自動的に行うことが可能です。

ここでは、「All in One SEO」を使った所有権の確認方法を紹介します。

All in One SEOとは

WordPressサイトのSEO対策に使える無料プラグイン。メタディスクリプションの設定やGoogleサーチコンソール・GoogleアナリティクスとWordPressサイトの連携、サイトマップの生成などができる。

「All in One SEO」を使って所有権を確認する方法
  • 1
    WordPressの管理画面を開いてください。

    プラグインの「All in One SEO」を検索して、「今すぐインストール」をクリックします。

    1.プラグイン画面でAll in One SEOを検索
  • 2
    インストールできたら、「有効化」をクリック
    2.All in One SEO有効化をクリック
  • 3
    「ダッシュボードに戻る」をクリック
    3.All in One SEO「ダッシュボードに戻る」をクリック
  • 4
    改善の協力について、「結構です」「はい、協力します!」のどちらかを選択

    ここは、どちらを選択しても大丈夫です。

    4.All in One SEO改善の協力選択画面
  • 5
    管理画面に戻り、「All in One SEO」の「一般設定」をクリック
    5.All in One SEO 「一般設定」をクリック
  • 6
    ページ上部のタブにある「ウェブマスターツール」をクリック
    6.All in One SEOウェブマスターツールをクリック
  • 7
    「Google Search Console」を選択して、「Google Search Consoleに接続」をクリック
    7.All in One SEO Google Search Consoleに接続をクリック
  • 8
    Googleアカウント選択画面で、使用するアカウントを選択
    8.Googleアカウントの選択画面
  • 9
    All in One SEOにログイン

    「次へ」をクリックしてください。

    9.All in One SEOにログイン
  • 10
    次の画面が表示されるので、「すべて選択」をクリック
    10-1.All in One SEO Googleアカウントへのアクセス画面1

    ページ下部にある「続行」をクリックしてください。

    10-2.All in One SEO Googleアカウントへのアクセス画面2
  • 11
    以下の画面が表示される

    ”I agree to receive…”の文章の前にあるボックスを、All in One SEOから重要な連絡を受け取るかどうかを判断して、有効にするか無効にするかを選択してください。

    そして、「Complete Connection」をクリックします。

    11-1.WebサイトにGoogle Search Consoleを接続

    WordPressのAll in One SEOの画面に戻るので、「Google Search Consoleが接続されました。」という表示がされていれば、Googleサーチコンソールの登録は完了です。

    11-2.Google Search Console接続完了画面

    これで所有権の確認も自動的に完了しています。

5. Googleサーチコンソールの管理画面を確認する

再度、Googleサーチコンソールに実際にアクセスして、自分のブログが登録されているか確認しましょう。

「今すぐ開始」をクリック

Google Search Console top画像

下記の画面になっていたらOKです。

Googleサーチコンソール設定完了トップ画面

登録完了直後は以下の画面になることもあります。

その場合、少し時間を置いてアクセスしてみてください。

Googleサーチコンソールデータ収集保留中画面

所有権の確認ができているかチェックする場合、管理画面の「設定」をクリックすることで確認可能です。

Google Search Console所有権の確認画面

6. サイトマップの送信(任意だが推奨)

上記の「All in One SEO」でGoogleサーチコンソールとWordPressを連携すれば、自動的にサイトマップが送信されています。

送信が完了しているかどうかは、WordPressの管理画面の「All in One SEO」>「サイトマップ」をクリックすることで確認可能です。

All in One SEO サイトマップ送信確認画面

【初心者向け】サーチコンソールで見るべき2項目

Googleサーチコンソールには多くの機能がありますが、ブログを始めたばかりの方が最初にチェックすべき項目は限られています。

なかでも「検索パフォーマンス」「インデックス状況」は、記事の改善やアクセスアップに直結するため、優先して確認しましょう。

1. 検索パフォーマンス:検索クリック数と掲載順位

「検索パフォーマンス」のでは、自分のブログがGoogle検索でどのように表示されているのか、時間の推移とともに知ることができます。

Googleサーチコンソール検索バフォーマンストップ画面

たとえば、どんなキーワードで検索されているのか、検索結果に何回表示されたのか、実際に何回クリックされたのかといった情報を把握できます。

また、それぞれの記事が検索結果の何位に掲載されているかも確認できるので、アクセス数が多い記事や、逆に思うように伸びていない記事の傾向を分析するのに役立ちます。

2.インデックスされていないページの原因(noindexやクロールエラーなど)

次に注目したいのが各ページの「インデックス状況」です。

これは、書いた記事がGoogleにきちんと登録されているかどうかを示す情報です。

記事の内容が良くても、Googleにインデックスされていなければ検索結果には表示されません

「インデックス作成」の「ページ」をクリックすると、インデックスされていないページの数や、エラーが発生しているページの理由を確認できます。

Googleサーチコンソールページがインデックスされなかった理由

たとえば「noindexタグ」が誤って設定されていたり、ページにアクセスできない状態だったりする場合、原因を特定することが可能です。

ブログ改善のために確認するべきポイント

最後に、ブログを改善するためにGoogleサーチコンソールで確認したいポイントを紹介します。

1. 流入キーワードから読者ニーズを把握

まず注目したいのが、検索クエリ(検索キーワード)を通じて読者のニーズを把握するという視点です。

サーチコンソールでは、どんなキーワードでユーザーがあなたのブログにたどり着いたかを確認できます。

中には、意図していなかったキーワードでアクセスが集まっている場合もあります。

そのようなキーワードに注目することで、読者が何を求めているのかを把握することが可能です。

「検索パフォーマンス」画面の「クエリ」の項目で確認してみましょう。

検索パフォーマンス_クエリ確認画面

意外なキーワードからの流入が多い記事があれば、そのテーマに関連した内容の記事を追加することで、より広い読者ニーズに応えることができます。

また、記事タイトルや導入文の内容と検索意図にズレがある場合には、内容を読み手に寄り添ったものに見直すことも必要です。

2. CTR(クリック率)の低い記事の改善

次に重要なのが、クリック率(CTR)の低い記事を改善することです。

表示回数が多いにも関わらずクリックされていない記事がある場合、検索結果における見え方に課題がある可能性があります。

確認するには、「検索パフォーマンス」画面で「ページ」をクリックして、画面右側の「クリック数」と「表示回数」からクリック率がわかります。

検索パフォーマンス_クリック率確認画面

クリック率が低いページは、「タイトルが目を引かない」「メタディスクリプションが魅力的でない」といったことが障壁になっているかもしれません。

検索ユーザーは限られた情報しか見ない中で記事を選ぶため、タイトルと概要文がクリックの決め手になります。

タイトルやメタディスクリプションを改善すると、クリック率が上がり、それにともなって検索順位が上昇するケースも少なくありません。

3. 掲載順位が低下した記事の原因分析

検索順位が以前よりも下がっている記事の分析も可能です。

たとえば、Googleの検索アルゴリズムが更新されたことによる影響の可能性や、記事の情報が古くなって読者のニーズに合わなくなっていることもあります。

サーチコンソールでは過去のデータと現在のデータを比較して、どのタイミングで順位が下がったのかを特定できます。

その情報をもとに、コンテンツの鮮度を保つためのリライトや情報構成の見直しなど、適切な対応を取りましょう。

検索順位を比較する方法は、以下の手順で行うことが可能です

記事の検索順位の比較手順
  • 1
    「検索パフォーマンス」画面で「フィルタを追加」をクリックして「ページ」クリック
    1.記事順位比較_フィルタを追加
  • 2
    順位を比較したい「ページ」のURLを入力して「適用」をクリック
    2.記事順位を比較したいページのURLを入力
  • 3
    「検索パフォーマンス」画面に戻り、「詳細」→「比較」とクリック
    3.記事順位比較_詳細>比較をクリック
  • 4
    比較したい期間を選択するか、「カスタム」で希望の期間を入力して「適用」をクリック
    4.記事順位比較_期間の選択
  • 5
    比較したグラフが表示される
    5.記事順位比較_結果データ

このように、Googleサーチコンソールを活用すれば、ただアクセス状況を確認するだけでなく、具体的な改善アクションを見つけ出すことができます。

ブログ運営を始めたばかりの方にとっても、少しずつ慣れていくことで着実に成果へとつなげられる強力なサポートツールになるでしょう。

まとめ:Googleサーチコンソールに登録してブログ運営に活かそう

以上、Googleサーチコンソールの登録方法や初心者向けの使い方、改善ポイントについて解説しました。

サーチコンソールの登録には少し手間がかかりますが、ブログと連携することでブログを成長させるための明確な改善点を発見することができます。

Googleサーチコンソールの登録がまだの人は、できるだけ早く登録してブログ運営に活かしてください!

これからブログを始めたい人向けの、WordPressブログの始め方について解説した記事もありますので、気になる方はぜひご覧ください。